ニュースリリース

設立20周年を迎えました

2002年10月に設立した当社は、本日20周年を迎えました。

この20年間での、出資先は667社、投資累計額は135億円となりした。当社を支えていただいた出資先の皆さま、および関係先の皆さまには、心より感謝を申し上げます。

食のバリューチェーン全体に影響を及ぼす新たな発想や前に進むアクションを支援する資金の提供と経営、事業両面での成長支援という当社のミッションを達成することで、投資先の皆様と共に、SDGsの精神を尊重し、いのち、食、農林水産業、社会に大きく貢献する企業でありたいと考えています。

今後とも、ご指導とご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

 

【日本政策金融公庫からの祝辞】

アグリビジネス投資育成株式会社が設立20周年を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。

御社は「農林漁業法人等に対する投資の円滑化に関する特別措置法」に基づき、 JAグループと日本公庫の出資により、平成14年10月に農業法人に対する投資育成事業という法定業務を担う株式会社として設立されました。以来、外部からの投資を十分に受けることが難しい700社近い農業法人に対し自己資本の充実と経営サポートを通じてその育成発展に貢献をされてこられました。また、令和3年度の同法改正を受け、林業法人、漁業法人及び食農バリューチェーンを支える企業等への投資対象拡充にいち早く取り組む態勢を整備され、成長産業化や付加価値向上に資する新たな資金需要への対応も進められていることを心強く感じております。

急激な円安の進行に加え、ウクライナへのロシアの軍事侵攻を受けて、原油や穀物価格が高騰しており、資材等の仕入価格の上昇を通じて、農林水産業・食品産業にも大きな影響が及んでおります。こうした厳しい経営環境の中にあって、御社の出資や経営アドバイザリー機能の発揮を通じた農業法人等の財務基盤の強化等への支援は、我が国の農林水産業及び食品産業が現下の危機を乗り越え、将来にわたり安定的に発展していく上でますます重要になってくるものと考えております。私ども日本公庫におきましても、引き続き御社と密接に連携しつつ、お客さまの課題解決支援に尽力して参る所存であります。

この20年の社業の発展にご尽力された関係者の皆様に心から感謝申し上げるとともに、御社の今後益々の発展を祈念いたしております。

 

日本政策金融公庫 農林水産事業本部長 倉重 泰彦

 

 

【農林中央金庫からの祝辞】

設立20周年おめでとうございます。

アグリビジネス投資育成(株)が設立20周年を迎えられましたことを,心よりお祝い申しあげます。

御社は設立当初から農業法人等への投資・育成事業により我が国農業の発展に貢献されてきましたが、2021年の農林漁業法人等に対する投資の円滑化に関する特別措置法の改正により、農業法人等に加え、水産・森林業の生産者および食農バリューチェーンを支える企業やアグテック・フードテック関連企業に投資領域を広げることとなりました。

農林中央金庫では、“もてるすべてを「いのち」に向けて”のもとで農林水産業が発展し続ける産業となるために、これまで以上の役割を果たしたいと考えております。そのためにも御社の投資・育成事業の活躍が不可欠と考えております。

未来へと受け継がれる「いのち」の連鎖をより豊かで確かなものにするために、御社のますますの発展を祈念しております。

 

農林中央金庫 理事長  奥 和登