当社は、「存在意義(Purpose)」、「目指す姿(Vision)」、「事業活動の基本(Mission)」、「共有価値観(Shared Value)」からなる経営を導入し、それら全てを包摂する基礎として「行動規範」を制定しました。
世の中は複雑さを増し、不測の事態が頻繁に起こり、近い将来ですら予測が困難な時代を迎えています。日々の仕事に取り組む一方、「自分は何のために、何を大切に仕事をし、その仕事は正しい方向に向かっているのだろうか?」と自問自答することもあります。
当社は、こうした不安を乗り越え、日々の業務を通じて新たな価値創造へ挑戦していくべく、北極星(理念)としての「存在意義」、その具体的なイメージとしての「目指す姿」、それを達成する道標としての「事業活動の基本」、それを実行するうえで大切にしたい意識・行動としての「共有価値観」を掲げることにしました。
存在意義: 「食のバリューチェーン」の持続的発展と豊かな地域のために
目指す姿: 地域を支える農林水産業、食のバリューチェーン企業の事業パートナー
特に、5つの「共有価値観」は、我が国の「食のバリューチェーン」に欠かせない「グローカル」(グローバルとローカルの双方向)な視点で課題を捉え、「プロフェッショナリティ」と「チームワーク」を持って積極的に「チャレンジ」し、自己と組織の「成長」を実現しようというものです。
これらの「共有価値観」が、人間として当たり前のことである「誠実・公正」の上に成り立つことは言うに及びません。これまで培ってきた金融機関としての信用と、当社内外の幅広いステークホルダーからの信頼を損なうことがないよう、そして不祥事など経営を揺るがす事態を起こさないよう、誠実・公正に業務を遂行することが、「共有価値観」を実践する大前提です。
「行動規範」では、当社の事業活動の前提である誠実・公正な業務遂行に向けた判断・行動の基準を示すとともに、「共有価値観」を具体的に実践するための考え方を示しました。
これらを単に読むだけではなく、日々の業務において実践し、役立て、実践しています。そして、「食のバリューチェーンの持続的発展と豊かな地域のために活躍している事業パートナー」と、皆さまから言ってもらえるような存在を目指します。